❄️ アクセルキャンバーとは?
アクセルキャンバー(Accel Camber) は、GENTEMSTICKが独自に採用しているソール形状です。
一般的なキャンバー(弓なり形状)とは異なり、前足からテールにかけてアーチ状に反った形状が特徴です。
🔧 構造と形状の特徴
- ノーズ側(前足より前):ややフラットまたは微妙にロッカー形状
- 前足の下からテールまで:緩やかなキャンバー(アーチ)
この形状により、ボード全体が地面に接地しやすく、エッジが有効に働くようになっています。
🏂 アクセルキャンバーのメリット
特徴 | 説明 |
---|---|
ターン時の安定性 | 前足からテールにかけての接地が多く、ターン中の安定感が高い。 |
優れた雪面グリップ | 有効エッジがしっかりと雪に噛み、カービング性能が向上。 |
浮力と操作性の両立 | ノーズの浮きやすさとキャンバーの操作性をバランス良く持つ。 |
滑り出しがスムーズ | ノーズが引っかかりにくいため、パウダーでも突っかからず滑り出せる。 |
🌐 形状を簡易的に表すと
スノーボードのソールの形状は1~3が主な形状です。
他にもハイブリットキャンバーやダブルキャンバーなどいろいろありますが、
ここでは一旦省きます。
- キャンバー(CAMBER)
↑
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(雪) (雪) - ロッカー(ROCKER/リバースキャンバー)
(雪) (雪)
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↓ - フラット(FLAT)
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(雪) (雪) - アクセルキャンバー(ACCEL CAMBER)
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/\
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(雪)(前足)(テール)(雪)
🧭 各形状の特徴比較
プロファイル | 特徴 | 向いているスタイル |
---|---|---|
キャンバー | 中央が反り上がった形状。高いエッジグリップと反発力。 | カービング、パーク(キッカー)、高速滑走 |
ロッカー | ノーズとテールが反り上がった形状。浮力と回しやすさ◎。 | パウダー、グラトリ、初心者にも◎ |
フラット | 接雪面が平坦。安定感が高く、クセが少ない。 | クルージング、バランス系ライディング |
アクセルキャンバー | 前足からテールにかけてアーチ。ノーズは浮きやすい設計。 | パウダー、ナチュラルターン、カービング、バックカントリー |
⛷️ 向いているライディングスタイル
- カービング重視のライダー
- パウダーや自然地形を滑るフリーライド志向
- ターンでしっかりエッジを使いたい人
- スピードを出しても安定したボード操作を求める人
📝 まとめ
アクセルキャンバーは、「浮力」と「操作性」「ターンの安定性」を高次元で両立したGENTEMSTICKの核ともいえるテクノロジーです。特にナチュラルターンを重視するGENTEMSTICKらしい、独自の滑走フィーリングを実現しています。
アクセルキャンバーの板を使用することで、ターンの後半の伸びが良くなる気がしています。
つまり、通常のキャンバー形状の板よりも、ターン時間を長くすることができたり、
壁の当て込みをより上の方まで可能にします。
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