ありがたいことに子供が無事に生まれ育休生活に突入し、早3ヶ月が経過しました。そんな中で気づいたことなどをまとめていきたいと考えていました。これから育休取得を考えている、考えていない人様々な方のご参考になれば幸いです。(自分の備忘録も兼ねて)
しかし、想定していたより育児・家事が忙しくブログの更新が遅くなってしまいました。育児されている方、された方は共感していただけるのではないかと。。目まぐるしいですよね。。
日本の男性の育休取得の状態
現在の日本の男性の育児休業取得率は2019年度は7.48%と低く、男性の育休取得が一般的ではない状況であるが、その流れが徐々に変化しつつあるような報道もちらほら出始めている。が、twitterや周囲では男性の育休取得に前向きでない反応が多いように感じる。
まだ取得から1か月が過ぎただけであるが、既に取得しない理由が見当たらないと感じている。育休取得してみて感じたことを自分の備忘録、これから取得を考えている方、夫に取得をしてもらいたいと考えている女性の参考になれば幸いかと思いまとめてみました。
育児休業を取得した理由
そもそも育休取得した理由ですが、以下の4つを自分に問いかけて取得する決断をしました。皆さんも参考にしてみてください。
自分にだけできることは仕事と育児とどっちなのか
今自分がやっている仕事が、自分がやるしかないと思いこんでいないでしょうか?よほど特殊な技能や能力を必要とする仕事以外、基本的には替えがきくものです。政治家だったり、一流のスポーツ選手であっても、控えがいるものです。
ですが、自分の子供の親は自分と妻の二人しかいません。そうであるならば、育児に専念したほうが、自分にしかできないことをやったぞと自己肯定感を持って人生を歩んでいけるかなと。
もし取得し、仕事に復帰する際は不安が多少ありますが、休んだ分を取り戻す努力をすればいいのかなと思います。
子供が寝ている時間などにスキマ時間を少しずつ作れてきているので、資格の勉強をしていこうかなと画策中です。
子供が小さいときの顔を思い出せるか
職場の先輩だったか、twitterだったかは忘れましたが、子供が小さい頃忙しすぎて、子供の小さかったときの顔が思い出せないという方がいらっしゃいました。
残業が多い職場のため、寝顔しかみた記憶がないという状態になりそうでしたので、これを回避したかったことも取得に至った理由の一つです。
会社と家庭の人間関係はどっちが長いのか
会社関係の人脈は退職してしまえば、基本的にはそこで終わることが多いですが、家庭はそうではなく、定年迎えたあとでも関係は続くため、家庭を優先したいと考えました。(離婚したりすれば、話は変わってきますが。。。)
定年迎えたあとに、ほとんど家にいなかったよねとか、思い出があんまりないね、なんてことになったら悲しいので。
また、私が家にいて落ちつく時は、妻の機嫌がいいときです。世の男性で共感していただける方は多いかと思います。その妻の機嫌がよくなる方の選択をしておきたかったこともあります。
人生は短いので、自分がやりたいことをできるときにやる
セネカの『生の短さについて』という本がありまして、これに出会ったことも、大きな要因なのかなと思います。内容はここでは書きませんが、ご興味ある方はぜひ読んでみてください。
時間ない方はYou Tubeで要約した内容をアップされているチャンネルもあるので、そちらを視聴されるのもよいかと思います。おすすめはアバタローさんの動画がよくまとまっており、また聞きやすい声なのでおすすめです。
取得に当たって男性が気を付けること
ここまで読んでいただいて、取得しようかなと思って頂けた男性方に対し、僭越ながら取得するにあたって気を付けておいてほしいという点をお伝えしたいと思います。自分が次に育休取得するときは、再度読んでインプットし直さねばと思います。
取得前に妻と相談しておく
これは必ずやってほしいことです。相談せずに勝手に取得してしまうと、必ず喧嘩に発展すると思います。全ての女性が育休を取得してほしいとは思っていないはずですので。育休取得せず、しっかり稼いで来いと考えられている方もいらっしゃると思います。
出産までに家事を一通りできるようにしておく
誰でも思いつくことですが、まず第一に家事を一通りできるようにしておく必要があります。某マタニティ雑誌などには、家電の使い方や家の中の物の置き場所を確認しましょうなどと書いてますが、スタートライン手前過ぎません?と当てにならんです。
自分の判断でできるようになったと思わないようにすることが重要だと思います。妻の家事のやり方(洗濯物の干し方、たたみ方、掃除の仕方、味付けの好み)をちゃんと観察、分からなければ聞いておく必要があると思う。
ささいなことが妻のストレスになってほしくないなと思い、結構細かいところまで聞いたりしました。
出産後は休みはないと思え
特に最初の1か月は、子供の世話の次に、出産で体力消耗している妻の体力回復を優先する必要があります。妻が回復してくれれば、妻と家事育児が分担できるようになり楽になるので、自分の体力のあるうちに全ての家事育児を率先して、すべてやりきるくらいの気持ちで取り組むといいでしょう。
まとめ
現状育休を取得し、よかったと思っています。特に2ヶ月終わるくらいまでは、仕事しながらではかなりきつかったと思います。自分もですが、出産の体力回復がままならない妻が育児に追われれば、心身ともにすり減ってしまっていただろうと思います。実家に帰ったりせず、奥さんだけ育休取得されて子育てされてた場合は、奥さんを改めてねぎらってあげてほしいです。仕事しなくていいとはいえ、育児、掃除、食事の用意してたら一日他に何もできなくて息が詰まってしまうので。
育休取得したいけどお金が心配という方も多いのではないのかと。しかし、いろいろな制度を調べてみるとそこまで心配する必要もないかなと。今度、取得する前にお金について調べたことをまとめて見ようと思いますので、読んでいただければ少しは心配が解消できるような内容にしようと思います。
余談ですが、少しずつできることが増えていく子供を見ていられることはとても幸せですね。自分はそこまで親バカにはならんだろうと思っていましたが、自分の子供が1番かわいいと思ってしまっております。
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