皆さんはGentemStickの板がどこで作られているかご存知でしょうか?板買うときにショップの人から聞いて、誰かに話したくて、今回の記事を書いています。高価な板のため、購入を検討されている方で、気になっている方もいるかもしれないと思い書いてます。
現在は生産工場が変わっている可能性がありますので、あくまで参考程度に。取り扱っているショップに聞くのがいいと思います。「CHOPSTICKS」シリーズは聞いていないので分かりません。。。恐らく、割れていないソリッドの板を製造している工場と同じであると思います。
ウチヤマ
まず紹介するのが、新潟県の三条市にある「ウチヤマ」という会社です。
三条と言えば、食器や金物などで有名です。そもそもなぜ三条にこのような産業が発達したのかといいますと、信濃川の氾濫が昔多く、農業以外の産業を求めていた状況でした。三条市付近には鉱物資源が豊富にあり、広大な山林から燃料となる炭も手に入れやすかったなどの条件が整っていたためです。
話しが少しそれました。このウチヤマで製造されているのが、
- FLAT CAMBER
- BIG MOUNTAIN
- FLOAT DECK
の3シリーズが製造されています。高価格帯なGentemStickの中でも高価な板を製造しています。TTシリーズや長めのアクセルキャンバーの板を多く手掛けています。
私はこのシリーズの中ではBIGMAUNTAINシリーズの「MAGIC38」というモデルを使用しています。感想などをまとめた以下記事も読んでみてください。いい板です。
オガサカ
スノーヤーでその名を知らぬ者はいないほどの有名会社である、オガサカもGentemStickの製造を担っています。長野県長野市に会社を構え、創業は100年を超えている、国内最古のスキーメーカです。
そんなオガサカで製造されているのが、
- INDEPENDENT
のシリーズが製造されています。GentemStickの中でも比較的ツインチップの板(一般的な形のボード)に近い乗り味が多いシリーズの印象です。
私はこのシリーズの「STINGRAY」に乗っています。感想をまとめていますので、良かったら読んでみてください。
今回の話題には関係ないですが、オガサカグループのホームページ重すぎです。。。改善した方がいいですよ。。。
チャイナ
世の中の製品の多くがチャイナで製造されていますが、スノーボードの板も例外ではありません。GentemStickのラインナップでチャイナの工場で製造されているのは、
- ALTERNATIVE
- THE SNOWSURF
- KID’S STICK
の3シリーズが製造されています。(工場名までは聞いていません)これらのシリーズで人気なのは「ROCKET FISH」でしょうか?短めのレングスと太めのノーズでパウダーや地形でヌメヌメ遊べそうで私も欲しい板です。妻も欲しているので、試乗会に行きたいなーといつも話しています。女性の場合は、「ROCKET FISH HIGH PERFORMANCE SOFT FLEX」を選ぶと良さそうです。こちらの方が柔らかく、幅が狭いため、扱いやすいと想像しています。試乗してみたら、また感想を書きます。
子供が大きくなって、スノーボードにはまってくれたら、KID’S STICKのシリーズを買い与えようと今から妄想しています。。。どうやったら、はまってくれるでしょうか。
昔はチャイナ製は国産と比べて質が悪かったそうですが、最近は国産と品質の差がなくなってきているようです。(とあるチューンナップショップの方のtwitterで拝見しました)ウチヤマやオガサカよりも価格が安い機種が多いです。とはいえ、10万円超えているのも多く、そこまでの値段出すなら国産がいいと思ってしまうのは私だけでしょうか?工場の生産キャパの問題なのか、国内で生産すると今の価格で収まらないのかは分かりませんが、ぜひともすべて国産として欲しいところです。
まとめ
スノーボードの雑学を書いてみました。他にもなんかあれば書こうと思います。
シリーズごとに工場を分散しているので、どこかの工場でトラブルがあっても、全商品ストップにはならないので、いいことですね。
あんまり関係ないですが、スキー場大国の日本から板製造工場がなくならないように、今後も日本国内の製造会社には頑張ってもらいたいです。私もなるべく国産板の中から選ぶようにしていこうと思います。
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