前編からの続きです。
肉食を減らす・地産地消を行うこと・物を長く使うことをもっと全面的に押し出すべきでは？
ホームページを読み漁ったところ、肉食を減らす・地産地消を行うこと・物を長く使うことが書かれていた。これらはエネルギーの脱炭素社会を目指そうと叫ぶより、個人が主体的に温室効果ガスと呼ばれる、二酸化炭素やメタンなどを減らすことができる行動だと思う。なぜ、ここにフォーカスしないのであろうかと疑問に感じています。
肉食を減らす
私はお肉大好きですし、好きな方も多いと思います。また、運動後にはお肉食べたい欲が強くなるため、滑りに行った後などは余計に難しい！
ですが、肉の食べる量を減らさなくとも、環境に対しできることはあります。それは国産の肉を選んで食べるようにすることです。外国から肉を輸送するエネルギーを減らすこともできますが、それよりもアマゾンの森林を守ることに繋がるからです。南米のアマゾンでは毎年のように森林火災が問題になっています。一時、ハリウッドスターなどがSNSにアップしたりして話題に上がりました。最近はマスメディアもあまり取り上げないため、ご存知ない方も多いかもしれませんが。この森林が燃えた後の土地はどのようになっていると思いますか？
植林されている土地もあるとは思いますが、多くは家畜のエサを栽培したり、家畜を放牧する土地として利用されているようです。また、この森林火災は自然発生の場合もありますが、近年は人為的なものも増えているようです。理由としては、森林伐採は禁止されているが、火災で森林が消失した土地はその後、農地にしようが、植林してもとに戻そうが、特に法など決められてはいないそうです。そのため、意図的にアマゾンの森林を燃やしている場合も多いそうです。
次の地産地消に繋がるのですが、国産の肉を食べるようにするのがいいと思います。これは今日からでも実行に移しやすいですよね。
地産地消や旬の農産物を選ぶ
- 輸送にかかるエネルギー
- 旬ではない野菜・果物を栽培するために使われている、暖房や冷房のエネルギー
地産地消や旬の農産物を選ぶことのメリットとして、この２点が挙げられます。自分の住んでいる地域以外から運ばれた食材は、トラックなどのガソリン、保管のための冷房などにエネルギーを使用していますし、旬ではない食材を生産しようとするとビニールハウスなどで暖房をつけるなどして、野菜や果物が育つ温度になるようにエネルギーを使用します。
注意すべきはスーパーなどで買う食材の産地だけでなく、外食や冷凍食品などには外国産の食材が多く使われています。そのため、外食や冷凍食品を食べるときにも、産地に気を付けた方がいいです。
割高なこともありますが、少しずつ地産地消や旬の農産物を選ぶことをしていけば、生産、販売側も消費者側に合わせるようになっていくことも可能性としては十分あり得ると思います。個人の選択が環境問題に対してすぐできる効果的な行動なので、今後購買時の選択基準とするのは如何でしょうか。
物を長く使う
ウィンタースポーツは様々な道具を使用します。これらの道具を長く使いましょう！とは書かれていないようですね。（もし書いてあったら教えてください。ごめんなさい！）物を生産するにはエネルギーや資源を使いますので、個人個人が物を大切に長く使うことで、環境への負荷は少なくなるのではないでしょうか。
スポンサーが許してくれないですかね。。。売上減っちゃいますもんね。。。以下ページに団体のサポートをしている企業を見ることができます。
まとめ
現在のホームページでの発信を見る限り、企業や国に対してしっかりやってくれと、メッセージを発信するのがメインになっているように受け取れるため、それだけでなく、個人個人の消費活動、つまり物を買うときに地球環境に優しい選択はなんなのかを考えていきましょうというようなメッセージも一緒に打ち出していった方がいいのではないかと思います。
自然エネルギーを使う量を増やしていこうと主張していいくことは、いいことだと思っています。ただ、そのエネルギーを作るための機械や道具などが、国内で生産、調達されているのかも一緒に問いただしていっていただきたいです。海外から設備を輸入すれば、日本からお金が出ていくことになり、日本全体が貧しくなってしまえば、環境を守ろうとする前に、環境を多少破壊しても、まず生きなければと考える人がさらに増えてしまうからです。
また、我々一人一人が世間の問題に対して、国や団体の主張を鵜呑みにせず、自分で考えることを心掛けていくべきだと思います。それっぽく言っても、間違っていることもありますからね。
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