Gentemstickのスノーボードラインアップには、各モデルに独自の特徴とターン性能があります。
「バラクーダ」「バラクーダHP」「ミッドフィッシュ」「ロケットフィッシュ」「ロケットフィッシュHP」の
5モデルは、見た目こそ似ていますが、スペックにおいて顕著な違いがあります。
これらのうちどれかを入手したいと考えているため、違いをまとめて、
自分のスタイルに最適なボードはどれかを考えてみます。
これらのボード選びで同じく迷われている方の参考になれば幸いです。
モデル別比較
形状としては、5つともアクセルキャンバーになっています。
アクセルキャンバーとは何ぞやという方は、以下記事参照ください。
長さ(mm) | ノーズ幅(mm) | ウエスト幅(mm) | テール幅(mm) | テーパー(mm) | サイドカット半径(mm) | |
---|---|---|---|---|---|---|
バラクーダ | 1573 | 344 | 287 | 302 | 21 | 9000 |
バラクーダHP | 1573 | 324 | 270 | 286 | 19 | 9000 |
ミッドフィッシュ | 1520 | 322 | 270 | 295 | 13.5 | 8000/5800 |
ロケットフィッシュ | 1447 | 344 | 294 | 311 | 16.5 | 8100 |
ロケットフィッシュHP | 1447 | 330 | 271.5 | 287 | 21.5 | 7900 |
バラクーダ(Barracuda)

特徴としては、自然な浮力を提供し、深雪でも安定した走行性能を発揮。
アクセルキャンバーにより、雪面との接地感が向上し、ターン時の安定性が増します。
テールの形状がロケットフィッシュやミッドフィッシュに比べ、スリットが短いため、
様々な雪質、地形に対応できます。
逆にフィッシュテールの長所が目立ちにくくはなります。
こればっかりはしょうがいないですね。
バラクーダHP(Barracuda High Performance)

バラクーダの基本性能を維持しつつ、より高いレスポンスと操作性を実現。
高速域での安定性と鋭いターン性能が求められるライダーに最適です。
テーブル形状はバラクーダと同じくスリットが短めです。
ミッドフィッシュ(Midfish)

バラクーダHPにスペック的にはかなり近いが、テールのスリットの長さと、テーパーの数値が
滑走性能の違いを生んでいると考えています。
綺麗な面のパウダーや圧雪、高速度域での滑走を考えているなら、ミッドフィッシュがより楽しいかと思います。
ロケットフィッシュ(Rocketfish)

コンパクトなサイズとワイドなノーズにより、パウダーでの浮力と操作性を両立。
鋭角なカービングターンが可能で、スピード感あふれるライディングが楽しめます。
とても短い板のため、パウダーでない急斜面や荒れているバーン、高速度域での滑走はとても技術がいります。
正直怖いです。ゆったりめに滑ることをお勧めします。
また、太い板であるため、脚力や荷重の仕方に自信がない場合は、soft flexをおすすめします。
太くて硬い板を乗りこなすのは、とても疲れます。
ロケットフィッシュHPも同様です。
ロケットフィッシュHP(Rocketfish High Performance)

ロケットフィッシュのデザインをベースに、より高いレスポンスと操作性を追求。
テーパーとサイドカット半径の調整により、様々な状況下でのコントロール性が向上しています。
まとめ
バラクーダ / バラクーダHP:
深雪や自然地形での安定性と浮力を重視するライダーに最適。
テールのスリットが短めであるため、オーリーかけたい方は
バラクーダ、バラクーダHPを選ぶとテールが折れる可能性を低くすることができるかと思います。
特にバラクーダHPは、高いレスポンスと操作性を求める方に最適です。
ミッドフィッシュ:
クイックなターン性能とパウダーでの浮力を両立させたモデル。
ロケットフィッシュよりも高速域で滑走したい方におすすめです。
ロケットフィッシュ / ロケットフィッシュHP:
低速域でのターン、地形遊びに最適な板を探している方におすすめです。
ロケットフィッシュHPは、さらに高いレスポンスと操作性を求める方に最適です。
コメント