スノーボーダー・スキーヤーがするべき節約術

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給料がなかなか上がらない日本で働いている我々にとって、
日常生活上の出費に対する節約は必須だと思っています。実践されている方も多いと思います。
ここ一年くらいでインフレ、円安の流れも相まって日々の買い物やスノー用品の値段も上昇しています。

ただ、そんな方々でも、こと趣味に限って言えば財布のひもが緩い方も多いのではないでしょうか。
私もそんなところが過去にはありましたが、現在は財布の紐をけっこう硬めに結んでいます。

スキー場関係者にはうれしいことですが、
今後外国人観光客や燃料費の高騰などで、リフト券の値上がりは避けられず、
道具の値段も上がっていく可能性が高いです。
現に、2022~23シーズンはリフト券の値上げが相次ぎ、
2023~24シーズンは円安効果もプラスされ、既にギアが軒並み値上げラッシュで、買い替えを躊躇してしまう状況になりました。

そんな中で、スノーボード、スキーを続けていて、何も考えずに出費していたら、
貯金は貯まらず、家族に迷惑をかけ、新しい道具が買えないといった事態に陥りかねません。
悲惨なのは、趣味であるスノーボードをやるための、
リフト券を買うのも一苦労という状況になることです。

そんな状況を防ぐ一つの方法として、
「節約」
が有用だと思っています。

やりたいスノーボード、スキーがお金がなくてできない!
といった状況を防ぐために、今の内から習慣づけておいて損はないはずです。
私が実践している内容をご紹介していきます。

注意事項

あくまで節約とスノーボードを楽しむことを両立させるため、個人の考えです。
普段から極度な節約志向の人間のたわごとです。

タイトルにするべきなんて書きましたが、
皆がこの行動をとると、マクロ的に見れば、スノー業界はしぼんでいきます。
業界を盛り上げたいと考えている方々やお財布に余裕がある方は、節約などせず、
これまで以上にスノー業界にお金を使っていただき、当ページはそっと閉じてください。

私には、そのような財力はないため、節約する道を選ぶしかないのです。よろしくお願いします。

前提条件の設定

具体的に1シーズンで、どの程度節約になるかをお示しできたほうが、
伝わりやすいため、以下の前提条件を設定いたします。

1シーズン 30回滑走(シーズン券のスキー場を20回、早割でほかのスキー場を10回)

結論

最初に述べますが、具体的な金額を算出してみた結果、
1シーズンで10万円は節約できそうなことがわかりました。

10万円くらい節約できると、ギアの買い替えができますね。

何をどう節約するとそうなるのかを、それぞれの支出に分けてみていきます。

シーズン券

前提条件として、20回滑るとしているため、
通常料金、早割を使用した料金とで比較し、いくらお得に滑走できたかを計算します。
早割りとは何ぞやという方のために、簡単に説明します
早割は、スキー場がオープンする前に、イベントやスポーツ量販店、ネットで購入できるスキー場の
リフト券引換券です。

これを入手し、対象のスキー場の窓口に持っていくと、リフト券と交換できます。

早割は、通常料金よりも安く販売されているため、あらかじめどこに行くかを計画しておくことで、
差額分節約して、滑走できるという仕組みです。

と、話を本題に戻します。例として、野沢温泉スキー場の22~23年シーズンの料金で計算します。

シーズン券は78000円が68000円で購入できます。

20回行くと仮定しているため、1回あたり
6800円÷20回=3400円
となります。

早割は様々な会社から販売されていますが、有名なアルペンで購入すると仮定します。
https://store.alpen-group.jp/campaign/sportsdepo_alpen/category/winter/lift_ticket2022_2023/hayawari/area-4.php#area-4_10

定価6000円のところ、5300円で購入できます。早割の値段で計算すると13回以上行く場合はシーズン券のほうが安くなります。

上記より、シーズン券を利用すると、早割を使用した時と比べて、
106000ー68000=38000円節約できます。

通常料金なら
120000ー68000=52000円節約できます。

今回の設定だと上記金額ですが、もっと回数行く方は、もっとお得になります。
どのスキー場でも、10~15回ほど行くと元が取れそうな値段設定になっていました。

15回というと、1~3月だけ行くとすると、月に5回。
毎週1回は行く必要があります。
どれだけ行きそうかを自分の場合をシュミレーションする必要があります。

早割の利用

シーズン券のスキー場だけでは飽きてしまうため、
他スキー場の早割リフト券を購入しておくことで、飽きることがなく1シーズン滑走できます。

値引額は各スキー場でバラバラですので、例として
苗場スキー場、夏油高原スキー場
の早割を買う想定で、計算してみます。
苗場スキー場は、通常価格が6000円ですが、4000円で購入できます。
夏油高原スキー場は通常価格が5400円ですが、4200円で購入できます。
早割は10枚使用する前提としていたため、それぞれ5枚ずつ購入することとします。

通常価格で買った場合はそれぞれ、
6000円×5回=30000円
5400円×5回=27000円
となり、合計で、57000円です。

早割価格で買った場合はそれぞれ、
4000円×5回=20000円
4200円×5回=30000円
となり、合計で、50000円です。

57000円-50000円=7000円節約できます。

上記でアルペンでの購入をご紹介しましたが、他にも早割リフト券を購入できるところとしては、

などがあります。それぞれの会社で扱っているスキー場、値段が違うため、
行きたいと考えているスキー場をそれぞれ比較してみるといいと思います。

有料駐車場は使わず、無料駐車場を使う

大体1000円程度のところが多いため、年間30回滑りに行くと仮定しているため、
1000円×30=30000円
節約できます。

ただ、明らかに遠かったり、そもそも無料駐車場がない場合もあるため、
そういう場合は、乗り合わせやシーズン券の特典で駐車場無料がついていることも多いため、
よく調べて、利用しましょう。

タイヤ交換

タイヤ交換は1シーズンで2回交換が必要です。

  • シーズン前に、夏タイヤからスタッドレスに交換
  • シーズン後に、スタッドレスから夏タイヤに交換

1回1本で1000円ほどが相場のようです。
そのため、お店でやってもらう場合、1000円×4本×2回=8000円かかります。

これを2回とも自分でやれば、8000円節約できます。

車は安全に目的地まで行けることが重要なので、自信がない場合は、素直にお店に任せたほうが吉です。

ガソリンの給油のお得な方法を調べる

私はENEOSで給油するのですが、同社が発行している、

  • エネキー
  • アプリ

のどちらかを使用することで、ガソリン価格が安くなります。
クレジットカードを紐づけて使用するのですが、この際に紐づけるのカードは
ENEOSカード一択です。
この組み合わせで6円ほど安くなります。

毎回スキー場まで往復200kmをリッター10kmの車で通ったとすると、
200km÷10km=20リッターのガソリンを使用するため、
1回あたり120円お得になります。

30回分のトータルを計算すると
120円×30回=3600円節約できます。

往復距離はそれぞれ違うため、自分はどのくらい節約できるか計算してみてください。

食事、水分は持参する

スキー場のレストハウスは利用するべきだろうという内容で、毎シーズンSNS上で話題にもなりますが、
私は基本的にスキー場のレストランや自動販売機は利用しません。
節約も理由の一つですが、他にもレストハウスを使用しない理由としては、
 
・コロナ流行前から風邪やインフルエンザをもらって、滑走日数を減らしたくないと考えていたため。
・清掃が行き届いていないため、不潔である。
・他のお客さんとの距離が近くて、食事や会話に気を遣う

こんな感じのことを考えているので、利用しません。

それでも北海道に行ったときは、足もないのでレストハウスで食べましたが。
おしかったです。

最近はレストハウスのメニューも少しずつ値段が上がってきているため、
昼食1回で1500円。
飲み物は1本150円。
と設定します。

スキー場に行く毎回昼食と飲み物を購入した場合、
1500円×30回=45000円
150円×30回=4500円
合計49500円かかります。

自分で持っていく場合ですが、
昼食1回500円
飲み物は1本50円
とします。
正直もっと安くできますが、最低でもこれぐらいは削れるだろうということで
この金額の設定にしました。
500円×30回=15000円
50円×30回=1500円
合計16500円かかります。

差額として、33000円節約できました。
私の場合は、
昼食はバナナやカップ麺、前日の残り物を弁当にするなどしており、
1回300円程度。
飲み物はお茶やお湯を持っていくので、
5円くらいでしょうか。
ですので、
300円×30回=9000円
5円×30回=150円
合計9150円なので、40350円は節約できています。

金額の合計

一旦金額が見える化した結果をまとめてみます。

52000+7000+30000+8000+3600+33000=106600円

節約できたことになります。
106600円もあれば、来シーズンのシーズン券にあてたり、
新しいギアの購入資金に充てられます。
これを繰り返し、浮いたお金を貯金に回すと10シーズンで100万円を超えます。
まとまった金額になります。

もしくは浮いたお金を資産運用に回していくことで、
将来お金に困る可能性を下げることができます。
資産運用については、後日別記事でまとめてみようと思います。

具体的な金額が出しにくいがやってみたほうがいいこと

以上のようにある程度計算できる項目について、例を挙げてみました。
上記以外にも支出を見直すことができる点があるため、以下に書いていきます。

道具を買う時期は早めor遅めにする

12~3月はスキー場も開いており、多くの人がスキー場に行くため、
必然的に用具の需要も高まるため、値段が安くなることはありません。

おすすめの時期は

  • シーズン開始前の10~11月
  • シーズン後半の3月中旬以降
  • オフシーズンの5月から9月

になります。

シーズン開始前の10~11月
種類、サイズがすべてそろっていることが多く、20%オフくらいで買えることもあります。
ムラサキスポーツなどがそんなイメージです。

シーズン後半の3月中旬以降
オフシーズン

シーズン終了に向けて、在庫を減らす時期のため、少しづつ値引き額が増えていきます。
特にオフシーズンは在庫をなくしたいお店が多いため、半額で変えることもあります。

ただ、このあたりの時期はサイズや色の選択肢が少なくなってくるため、
数年待って買えればラッキーぐらいに思っておく必要があります。

ただ、少数生産しているメーカーも少なくなく、そのような場合は予約かつ定価で買うことになります。
どうしても欲しい用具の場合は割り切って、他の手段で節約しましょう。
ただ、何でもかんでもこのように購入していると、貧乏まっしぐらなので、順序付けが大事です。

楽天で買う

ネットでスノー用品を買うとなると、楽天一択だと思っています。
amazonは品ぞろえが悪いためです。
あとはyahooもある程度、品ぞろえがありますが、現状楽天に出品しているお店のほうが多いのと
ポイント還元が多いため楽天をおすすめします。

その際に必須なのは
・SPUをあげること
・お買い物マラソンなどのキャンペーン期間に購入する
ことがあげられます。

これらのコツをつかめば、簡単に10%ポイント還元は簡単にできます。
スノー用品は高額なため、10%といえどかなりの金額になるはずです。

このことについては、様々なブログやYouTubeで解説してくれている方々がいるので、
そちらを参考にしてみてください。

SPUをあげるのと同時に、キャッシュレス決済を利用していない方は、
とても損をしているので、以下リンクから楽天カードを作成することをおすすめします。

なぜ楽天カードを作る必要があるかも、様々なブログやYouTubeで
解説してくれている方々がいるので、そちらを参考にしてみてください。笑

また、購入する際は商品レビューがあるお店が信用できていいですが、
この業界の需要はそこまで大きくなく、レビュー数が多いことがまれなため、
お店のトータルのレビューが確認できるため、お店のレビュー件数を参考にすると
変な商品をつかまされる確率が少なくなると思います。

お得情報を調べる

各スキー場の公式ホームページや情報サイトでリフト券の割引や昼食の割引情報があるため、
11月、12月は今シーズンはどのようなキャンペーンがあるか確認しましょう。
スキー場に行く前にも最新情報を確認したほうがいいです。

また、新潟県の鬼割や長野県のリフト券半額などの支援策も今後は減るでしょうが、
調べておく価値はあります。

流行を追わない

ウェアなどは普通の服と一緒で、流行があります。
色や生地、太めなのか細めなのか、デザインなど、毎年少しづつ変わっていっています。
これを毎年のように合わせていたら、お金は出ていく一方です。

私も当初は毎年のようにウェアを買い替えていましたが、
ゴアテックスの3レイヤーのウェアを買ってから、5,6シーズン買い換えていません。
あまりデザインが変わらないですし、性能が高いので快適に滑走できます。
また、高額であるため、買い替えに躊躇している面もありますが。
別記事で、ゴアテックスの3レイヤーのウェアについて語っているため、
よければこちらも見ていってください。

まとめ

私はスキー場近郊に住んでいるため、宿代やガソリン代がかからないので、
かなり費用が浮かせられています。
そのため、いっそ移住してしまうのも手ではあります。なかなかハードルが高いですが。。。
X(twitter)を見ていると、交通費が出費の多くを占めていると、嘆かれている方々を見かけます。

これまで、節約を試みてない方には、
一度に全てを実践しようとすると、かなりストレスになると思うので、
まずはすぐにできそうなものをご紹介しました。
一つずつ取り入れてみてはいかがでしょうか。

日本は給料もあがりませんが、物価も上がりにくいため、上手に節約していくことで、
自由に使えるお金を増やすことができます。
今後、水際対策の緩和や円安、世界的に日本のスキー場の需要が高まっていることなどから、
スキー場来場者が外国人が増えていくことが予想されています。
そうなると、スキー場側の行動としては当たり前ですが、
価格を高く設定していくことが予想されます。
ウィンタースポーツは大好きだが、リフト券が高額で、
手が出せない趣味とならないように今のうちから対策を取っていきましょう。

一番は転職や副業、事業を起こすなどして、収入を増やせればいいのですが。。。

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