【フランス】クリュニー中世美術館に貴婦人とユニコーンを見に行った旅【ガンダムUC】

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ガンダムUC(ユニコーン)とは

ガンダムUCは、アニメ好きな私が一時期かなりはまっていたアニメです。全7作で構成されており、私がパリに行った当時は3作品目くらいが上映されていたころでした。

予告編を見たときに映像の綺麗さから見てみようとなり、DVDで見始めました。途端にはまってしまい、当時公開されているアニメを見終えると次が気になってしまい、小説にまで手を出し、気付いたら全巻読破しました。アニメ版とは終盤の展開が違っているので、未読の方は読んでみることをお勧めします。

一気読みしたい方は全巻大人買いして一気読みしてみるのもおもしろいかと!全部で10巻あります。表紙の絵って繋がっているんですね。。。知らなかった。。。

https://twitter.com/akishirosnow/status/1427978069654917121?s=20

貴婦人と一角獣とは

アニメ作品を見た方なら『貴婦人と一角獣』のタペストリーが出てくるシーンはとても印象に残っていると思います。私はUCを見るまで、そんなタペストリーがあるとは知らず、気になってすぐググった記憶があります。実際にパリのクリュニー美術館で展示されています。ハリーポッターのグリフィンドール寮の壁にもこのタペストリーが映っているようです。

フランスのパリにある国立中世美術館に展示されているタペストリーであり、全部で6種類あります。それぞれ「味覚」、「聴覚」、「視覚」、「嗅覚」、「触覚」、そして「我が唯一つの望み」(A mon seul désir)がテーマであると考えられています。ガンダムUCでメインに取り上げられているのが「我が唯一つの望み」であり、「愛」や「理解」と解釈されることが多い作品だそうです。このタペストリーは謎だらけで、上記のテーマも推定であり、タイトルなどが残されているわけではないそうです。また、製作者や制作場所、製作年が不明というなんともミステリアスな作品です。6つのタペストリーはそれぞれ女性とユニコーンが描かれており、テーマごとにライオンや鳥などが描かれています。

貴婦人とユニコーン

「味覚」、「聴覚」、「視覚」、「嗅覚」、「触覚」 が人間の五感であり、6つ目の 「我が唯一つの望み」(A mon seul désir) は人間の目覚めていない第6感を表現しているのではないかとされています。ガンダム作品で言うところの『ニュータイプ』の定義と近い感じがします。そのため、この『ガンダムUC』という作品が生まれたのだと思います。 「我が唯一つの望み」 というのも作品上で何回か出てくるフレーズですしね。

参考にwikiのURLを貼っておきます。

貴婦人と一角獣 - Wikipedia

2013年に日本でも展示されたことがありました。この時に見に行っていれば、わざわざパリまで行かずに済んだのですが。。。まだガンダムUCを知らなかったタイミングでした。

https://www.nhk-p.co.jp/event/detail.php?id=132

実際に国立中世美術館(クリュニー美術館)へ

気になってしまった以上、好奇心が抑えきれず、ガンダムUCを象徴するミステリアスなタペストリーを見にパリのクリュニー美術館へ行きました。正式名称は『国立中世美術館』だそうで『クリュニー美術館』は通称です。GoogleMapあれば、おそらくどなたでも行くことができると思います。フランス語話せるに越したことはない印象ですが、つたない英語だけでも行けました。

La Dame à la licorne | Musée de Cluny
Le Toucher, le Goût, l’Odorat, l’Ouïe et la Vue… et une sixième pièce, avec une tente bleue et l’inscription mon seul dé...

パリ観光は地下鉄が分かりやすくて便利ですので、地下鉄を使いましょう。ただ、スリも多いので、常に注意を払ってください。実際に電車降りるタイミングですれ違う人から財布をすられそうになりました。

最寄りの駅は10号線のクリュニー・ラ・ソルボンヌ駅(Cluny La Sorbonne)です。もしくは乗り換えが面倒な場合は4号線のサン=ミッシェル=ノートルダム駅(Saint-Michel Notre-Dame)から少し歩くのもいいでしょう。

Google マップ
Google マップで地図を検索。乗換案内、路線図、ドライブルート、ストリートビューも。見やすい地図でお店やサービス、地域の情報を検索できます。世界地図も日本語で、旅のプランにも便利。

入館料は一般は7.5ユーロです。25歳未満の方は5.5ユーロなので、パスポートのコピーなど年齢が分かるもの持って行くといいです。パスポート原本だとスリにあったら大変なので、私は持ち歩きませんでした。また、18歳以下は無料です。

他にもいろんな美術館へ行ってみようかと考えている方は、パリ・ミュージアム・パスをお勧めします。これは、パリや近郊の対象の美術館などに入り放題のパスです。

・52 €(2日券)
・66 €(4日券)
・78 €(6日券)

とそれぞれのスケジュールに合わせて購入できます。もっとも有名なルーブル美術館の入場料が17ユーロなので、クリュニー美術館とルーブル美術館に行くだけでも、1日分のパスの元は取れてしまいます。毎回チケットを買う手間も省けますし。ご自身が行こうと思う美術館があれば、それらの合計の入場料を計算して、パスを買うか検討されることをお勧めします。パリには美術館が本当にたくさんあって周りきれないのですが、、、

パリ・ミュージアム・パス については、以下サイトが分かりやすいので、参考になさって下さい。

【パリ・ミュージアムパスの購入方法】Eチケットの買い方から現地購入場所まで徹底解説
パリミュージアムパス公式サイトでのEチケット購入方法を中心に、他サイトでの購入方法や、現地パリでの購入場所まで詳しく解説しております。
貴婦人とユニコーン
引用元:https://www.atelier-blanca.com/blog/2017/01/17/foujita-tapestry/

自分で展示室の写真撮ったはずなのですが、見つからないため、拝借しております。想像していたよりも巨大でした。一緒に写っている人と比較すると大きさが伝わるかと思います。タペストリーを保護するためか室内は結構暗いです。展示場所にベンチがあったため、イヤホンでUCのサントラ聞きながらしばらくタペストリーを眺めていました(笑)500年以上も前なので、細かいところはアニメの方がきれいに見えました。

貴婦人とユニコーン

これが自分で撮った写真です。フラッシュは使用不可で、確か三脚も使用不可だった記憶があります。加工はしていない写真です。これくらいの暗さになるということが伝わればいいかなと。全体を撮るのは結構離れなくてはいけないのですが、そうすると人が写ってしまうので断念しました。

帰りにお土産店で貴婦人とユニコーンのジグソーパズルを購入しました。何とか完成させましたが、似たような赤色の背景に苦しめられました。

まとめ

このタペストリーがガンダムUCの物語のテーマの重要なピースの一つですが、わざわざ直接見る必要はないです。お金も日数も必要なので、ぜひ行きましょう!とはおすすめできません。それでも、個人的には直接見ることができてよかったです。小説の著者、福井晴敏さんがどのようなことを感じてこのタペストリーを物語に組み込んだのかを自分なりに想像するだけでもとても楽しめましたよ。

数年前にノートルダム大聖堂が火事で燃えてしまった事件もそうですが、形あるものいつかはなくなってしまう可能性があるので、このタペストリーに限らず、ご自分が見たいと思ったものは無くなってしまう前に、直接見に行くことをおすすめいたします。

パリのような有名どころはHISのような大手代理店で予約した方が安い場合もあるため、行こうと検討されている方は、トラベルコというツアー比較できるサイトで調べてみることをお勧めします。

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パリはこの旅で2回目だったのですが、2回行った経験を元に、おすすめの観光スポットをまとめようと思います。次回更新をお待ちください。

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